『11 人いる!』読んだ

以前から名作と聞いていたので、改めて読んでみました(多分二回目)。
面白かった。読んでよかったです。

苦手なところ

  • (少女漫画的な)線の細い絵柄
  • 脈絡のないおしゃべりで進められる展開

少女漫画が苦手なので、読み進めるのが辛かった。
苦手意識を持たずに読めるようになりたくはありますが。。
とめどのない散らかった会話が得意でないので、そこも辛かった。

良かったところ

  • 後半のストーリー
  • 舞台設定
  • 人物設定

タダのバックスストーリーが伏線から主線になる流れがよかった。
グレンの正体で綺麗にオチがついて、タイトルの回収もできた。

作品全体の雰囲気が明るいので読後感は良いし、お話の中の世界に魅力を感じました。
この作品を好きな人が多いのもよくわかります。

作品自体の質とは関係ないですが、漫画としての古さみたいなのもちょっと良かったです。

構図的な面白さ

  • 自分が覚えていない記憶がある(謎解き)
  • 記憶を取り戻し、過去と同じ状況をやり直して成功する(自己救済)
  • 窮地を脱する方法を知っているのは自分だけだが、周りからは疑いの目を向けられている(ヒロイック)

SF っぽい。