面白かったです。
6.5/10 くらい。
面白かった点
- 前半の能力者探しはテンポもよく、雰囲気も良く、純粋に面白かった
- オープニングの歌詞とストーリーが同期しているのは良かった
- 主人公が失意の中で自分を見失っていた時に、ヒロインが密かに見守っていたという展開は、設定が意外な形で活かされていて良かった
- 主人公が超越的な存在になって、物語の争点を無にかえすのは終わり方として綺麗
- 5 秒だけ他人に乗り移れる、特定の一人から見えなくなる、みたいな能力の設定の仕方が個性的で面白かった
もう少し説明が欲しかった点
- どうして主人公にこの能力が発現したのか(キャラ付けに活かされていると良かった)
- ジエンドの人の能力(視力を失ったということは、主人公の兄と同じ?)
- 最終的な時間軸では、ヒロインのお兄さんは救われたのか(救われたっぽい描写はありますが、劇中で回収されていると良かった)
- 能力を見つける能力の人をなぜ救わなかったのか(劇中で説明はあったものの、妹は助けているので不公平感がある。理屈としては理解できるけど、納得しづらい。ゲームのマルチエンディングシナリオだとトゥルーエンドではない感じ。)
- 能力をたくさん持つとなぜ記憶を失ったり、人格が変わってしまうのか(脳の負担が大きい的な説明はありましたが)
- 初期のヒロインはなんだったのか(途中の再登場も謎)
- 科学者の人たちはなんで人権無視的な研究方法をしていたのか
- なぜ美男美女設定のキャラにばかり能力が発現するのか