面白かった。
主人公のやりたいことがはっきりしていて、その通りに実行しているのが良かった。
物語の都合で話が動くのではなく、登場人物が、独自の考えで、自分のしたいことをしているのが良かった。
お話の背景では、悪役の悪だくみがあったり、別の冒険者が頑張っていたりする。
その一方で、主人公たちはそれらに積極的には関わらず、自分たちの道を行く。
ゴブリンスレイヤーで、悪者や勇者が戦っているレイヤーと、ゴブリンスレイヤーがゴブリン退治をしているレイヤーが分かれているのに似ている。
主人公のレイヤーと背景のレイヤーは、別のレイヤーになっている。
ただし、同じ世界ではあるので、互いに影響し合っている。
主人公が動けば、世界も動く。
それでも、あくまでも別のレイヤーであり、各々は一定の距離が保たれている。
主人公は主人公のレイヤーだけをみている。
そんな感じが良かった。
主人公には特別な能力がある。
拳法における象形拳みたいな、形態模写的な魔法。
精霊魔法ではあるけど、猫の動作や性質をなぞった効果の魔法。
その魔法がこの作品独自の感じで面白かった。
コミカライズでの表現も良かった。
独特の魔法が説得力のある絵で視覚化されていて、とても分かりやすかった。
絵柄も綺麗で可愛い感じでとても良かった。
作品の出来としては、大成功コミカライズという感じ。