『柊様は自分を探している。』読んだ

単行本で読んでいたので気づかなかったのですが、連載が終わってしまっていました。

面白くて好きで楽しみにしていたので、これ以上読めないのはとても残念。
夜叉については結局よくわからなかったですし。

最終話の終わり方はスッキリしていて良かったです。
不死者に転生で寄り添う、死ぬことができない者を生まれ変わることで救う、無限長の線と無限長の螺旋的な構図が美しいですね。

「殺してやる」というのが命を奪うという意味ではなく、「殺し文句」という意味だったのも良かったです。
ちょっと苦し紛れな感じもしますが、それが許される関係だと考えると、味わいがあります。

もっとずっと長く読んでいたい漫画でした。
(そういう内に終わるのが良いのかもしれませんが)

途中で出てきた九十パンは丸十パンのパロディかな。