戦闘物のお話の古典的な設定

なぜ主人公は強大な敵と戦えるのか

敵と同じ能力を使えるから。

なぜ主人公は敵と同じ力を使えるのか

主人公は実は敵と同族(家族)だから。

なぜ家族なのか

普遍性が高く、特別な理由を必要とせず成立する関係性なので、納得しやすいため。
敵同士だと思っていた存在が、実は深い絆で繋がっていたという意外性も出せる。

ギリシャ神話のオイディプスから、スターウォーズまで、繰り返し使われている設定。

なぜ主人公は段階を踏んで成長できるのか

最初から圧倒的に強大な敵と戦うことはなく、主人公の強さに合わせた敵が相手になる。
実は敵の中に裏切り者がいて、主人公を育成するために適切なレベルの相手と戦わせているから。

なぜ主人公だけが特別なのか

鑑賞者が支持しているから。

主人公が本当の意味で力を失うのは、鑑賞者(読者・視聴者・ゲームのプレイヤー)が途中で鑑賞するのをやめてしまった場合。
翻すと、鑑賞者が鑑賞を続けている限り、どんなナンセンスな展開でも許される。

建物が消滅するエンディング

物語の舞台となった建造物はエンディングで消滅する。
消滅の仕方は、倒壊する、燃える、沈む、崩れる、飛んでいくなど様々。