面白かった。好き。
音楽良し、テーマ良し、設定良し、キャラ良し。
ただ、終わり方がもっと綺麗でも良かったのではないかという点が残念。
バッドに近いグッドエンドという印象ですが、本当に見たかったのはもちろんトゥルーエンド。
あのエンディングだと、
- みんなが満足してこの世界を去ろうとしていた流れが覆されてしまう
- あの状況で、かなでがこの世界にとどまることに同意するのは無理があった
- 音無は未練を抱えてしまって成仏できなくなったように思える
音無とかなでがお互いの気持ちを伝えて、満足して去っていくパターンであったら良かった。
あの場所での出来事は「忘れてしまっても魂に刻み込まれる」ので、一度昇天したとしても、何度も生まれ変わる内に必ず逢えるという論理は成立するはず。
そうならば、「いつかきっとまた出会おう」的なエンディングになって、スッキリ終われた。
その方が綺麗だし、無理がないと思いました。
音楽はとても良かった。
特にオープニングの曲は印象的でした。
ただ、あの歌詞は天使が本当に天使であることを前提としている内容に読めるのが謎。
かなでは天使ではなかったので、たくさん見送ってはいないのでは。。
テーマも良かった。
「手に入れられなかった青春を取り戻す」というのは前向きで良かった。
内容も明るく楽しくて良かった。
設定も良かった。
- 残酷な運命により生を楽しむことができなかった少年・少女が、つかの間、本来あるべきだった人生を味わえる場所
- それぞれがなすべきことを達成して満足することで本当に生命が終わる
- それを受け入れずに抗い戦う
キャラも良かった。
個人的には主人公はゆり。
12 話がエンディングでも良かったくらい。
話し方が芝居掛かってる感じでしたが、ぐいぐい周りを引っ張っていく感じが良かった。
結局色々勘違いしていたというか、間違っていたわけですが、それでも納得感がありました。
青髪はキーキャラだと思わなかった（他のキャラと顔がかぶってるし）。
